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「菅総理 vs 安倍元総理」、戦慄すべき暗闘が繰り広げられていた…!

叩き上げとボンボン、相入れない二人
「叩き上げ」がなんだって言うんだ。苦労をたくさんした? 金持ちにしか分からない苦労だってあるんだ。貧乏だったら偉いのか。そんなこと、ボクは認めない……安倍クンはきっとそう思っている。

「安倍潰し」の下手人は?

伊藤博文の例もあります。次の自民党総裁選に出ることは考えていないのですか」

地元・下関の後援者に問われ、安倍晋三(前総理)は嬉しそうに笑った。11月1日から3日にかけて、安倍は総理退任後、初めての地元入りを果たした。そして父・晋太郎元外相の墓参りをし、後援会関係者との会合や挨拶回りをこなした。

その際、後援者たちから「3度目の総理を目指すべきだ」という声が次々に上がったのだ。

「伊藤博文は山口が誇る明治の元勲ですが、のべ4度にわたって総理大臣を務めています。その例に則り、安倍さんが再び総理に返り咲いたとしても何らおかしくない。3日間の強行スケジュールということで少しお疲れの様子も見えましたが、湧き上がる『待望論』を受け、とても喜んでいるように見えました」(山口県内の政界関係者)

持病の潰瘍性大腸炎の悪化により、安倍が辞任したのはわずか2ヵ月前。しかし、そんな経緯などなかったかのように、このところの安倍は精力的に活動してきた。

(新しい薬の)点滴が効いてきた。スピード改革(体質改善)だよ

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安倍は朗らかな表情で、周囲にそう語る。

「脂っこい料理も食べるわ、酒も飲むわで元気いっぱいに見えます。最近は毎週末、ゴルフに勤しんでるそうです。シンパの議員たちの間では、『安倍さんのエンジンがかかった。生き返った』などと、再々登板への期待が日増しに高まっています」(自民党中堅代議士)