お騒がせトランプの「最後っ屁」による最悪の嫌がらせ…シナリオは2つある

最後に途轍もないことをやりそうだ

ワシントンで囁かれていること

2024年米大統領選に再び挑戦するつもりなのか。ドナルド・トランプ大統領はこの間、11月3日選挙の投票結果の無効を求める裁判費用の名目で支持者から献金を募り、1億7000万ドル(約177億円)を掌中に収めた。

首都ワシントンDCのベルトウェイ内(日本で言えば永田町・霞が関)の「ワシントニアン」の間で今、次のようなことが囁かれている。

「お騒がせトランプが最後っ屁で、途轍もないことをやりそうだ」――。それはいったい何か。1月20日の退任前、恐らく年内に2本の大統領令を発動するのではないかというのだ。(1)アフガニスタンから駐留米軍の一部撤退ではなく、全面撤退を命じる。(2)ジョー・バイデン次期大統領の息子、ハンター・バイデン氏の中国疑惑捜査のための特別検察官を任命する。

photo by gettyimages
 

アフガン駐留米軍(4500人)撤退は、11月9日にトランプ大統領から電撃解任されたマーク・エスパー国防長官を筆頭に国防総省(ペンタゴン)の文官と、マーク・ミリー統合参謀本部議長(陸軍大将)を始め制服組の過半が反政府武装勢力による治安悪化を理由に強く反対したため、トランプ氏はクリスマスまでに2000人減らす一部撤退に変更した。

ところが、ここに来てトランプ氏は退任を前に「レガシー」(政治遺産)作りを優先、全面撤退へ舵を切る可能性が強くなりつつあるというのだ。

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