まさかこんなことになるとは… photo/iStock
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一人暮らしの母親を「有料老人ホーム」に入れたら「大後悔」したサラリーマン息子の悲劇

老人ホームの「落とし穴」

老親の介護に勤しんでいるあなたはいつか、医師から入院中の親の退院日を告げられ、「えっ、こんな状態で!?」と悲鳴にも似た声を出すことがあるかもしれません。

体調万全とは程遠い状態の親を目の前にしながら、「自宅に戻って、誰が世話をするのか……」という疑問がわきます。

介護保険のサービスを利用できたとしてもホームヘルパーが訪問してくれるのは1日の内のごくわずかな時間。デイサービスにだって、毎日行けるわけではありません。仕事があるので、ずっと親のそばにいられるわけもなく……。

こうして、「老人ホームに入ってもらおう」との考えに至るケースが多いのですが――。しかも、すでに退院の日程が決まっているととにかく焦ってしまいがちですが、ここで決断を間違えると大変なことになってしまいます。急ぎすぎるとろくなことはありません。入居後、さまざまな理由で「こんなはずでは……」となることが少なくないからです。

決断を焦るととんでもないことに… photo/iStock
 

首都圏在住のタケシさん(40代。仮名)もそんな一人。

ひとり暮らしの母親(70代)の退院が決まったとき、喜びよりも追い詰められた気持ちになったと言います。