新型コロナウイルスによって世界中が大混乱をきたした2020年。これまで当たり前だった生活様式が一気に様変わりする中で、むしろこれがきっかけとなりICT教育やテレワークといったオンラインを活用した新たな道が切り開かれるなど、まだまだ問題はあれど今後将来の希望となりそうな変化が生まれたのも事実。

今回は、どうにもならない状況に立たされてもその逆境に負けず、新たな道を切り拓いた「世界のすごい女性たち」を、一冊の本『世界のすごい女子伝記 ~未来への扉をひらいた、歴史にのこる50人』から抜粋してご紹介。今以上に女性が社会で活躍することを良しとされない時代背景がある中で彼女たちが生み出した偉業の数々から、どんな状況に立たされても前を向く強さを学びたい。

『世界のすごい女子伝記』
世界を変えた女性たちの意外な素顔とは?

2021年1月20日、アメリカ初の女性の副大統領が誕生する。カマラ・ハリスさん。彼女の母はインドから、父はジャマイカからアメリカに来た移民である。ハリスさんは、初めての黒人副大統領でもあるのだ。

2020年のコロナ禍によって、人種差別をはじめさまざまな問題点が浮き彫りになったアメリカ。そんななか、ハリスさんは大きな夢を持っているという。それは、「アメリカの人々を一つにする」こと。そのために大統領を支えつつ全力を尽くすと語っている。人々に力強く語りかけるハリスさんは、きっと「世界を変える女性」になるだろう。

世界中には、これまでも「未来への扉を開いたたくさんの女性たち」がいた。どの女性も魅力的で、たくましい力の持ち主である。

そんな女性たちを集めた美しい本が出版された。『世界のすごい女子伝記 ~未来への扉をひらいた、歴史にのこる50人』(講談社)には、逆境や苦難を乗り越えて芸術や研究、統治や指導者として生き抜いた女性たちの物語がえがかれている。一人の女性を見開きごとに紹介し、華やかなタッチのイラストと写真をふんだんに使ったオールカラーの豪華な本である。世界を変え、歴史に残った女性たちの物語は、大人にも発見があり、子どもたちにも読み聞かせたい内容となっている。

この本に登場する50人のうち、6人の魅力的な女性たちを紹介しよう。まず始めは、「何かを救う」ために力を尽くした女性たちである。