〔PHOTO〕iStock

「無能な上司」と「有能な上司」を分ける「決定的な違い」がわかった…!

感情をうまく使って、人を動かせ

「部下が思うように動いてくれない」「常に指示待ちで仕事が遅い」「モチベーションが低すぎる」など、部下の仕事ぶりに不満を抱く上司は多い。コロナ禍で在宅勤務も増え、様子がわかりにくいため、「サボっているのではないか」と疑心暗鬼に陥る人も少なくない。

しかし、昨今では声を荒げて叱ろうものならパワハラ扱いにもなりかねず、どう部下とコミュニケーションをとればよいかわからないと悩む声も増える一方である。この八方ふさがりのような状況下で、管理職や経営者などの上司は、どう部下をマネジメントすればよいのか。

400社以上で部下の指導・育成法を伝授する「上司力研修」「上司力鍛錬ゼミ」を開講し、悩める現場管理職から圧倒的支持を得る株式会社FeelWorksの代表・前川孝雄氏が、このたび上梓した『本物の「上司力」』(大和出版)をもとに提案する。

〔PHOTO〕iStock
 

叱りたくても叱れない上司の苦悩

よく言われるように今どきの部下を束ねて組織を運営して行く上では、上司は部下を褒めた方がよいのだろうが、時には部下を叱ることも必要だ。どのように叱かるかというところに上司力が現れるとも言えるが、「叱る」ことはなかなか難易度が高いものだ。こと近年の上司が置かれている状況からも難度は高まるばかりである。

2020年6月に、パワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)が施行されたことに象徴されるように、近年は「パワハラになるような言動はご法度」ということが社会的に認知されるようになった。これにより、パワハラの受け手となりがちな部下の側は、自分が違和感を覚えたり傷ついたりした時、すぐに「それはパワハラではないのですか?」と口にしやすくなったと言える。

編集部からのお知らせ!

関連記事