〔PHOTO〕Instagram@akiko_yada

矢田亜希子「ヤンキーネタ解禁」でよみがえる“あの事件”の記憶と“ゾワゾワした気分”の正体

フラットに見てもらえない女優

今年の新語・流行語大賞に「3密」が決まった。他にも「鬼滅の刃」や「オンライン○○」などがトップ10入りしたが、個人的に今年、最も印象に残った言葉は若手俳優・北村匠海のこの発言だ。

「正直、この映画をフラットに見てくれる人がどれだけいるのかという、不安な気持ちがある」

これは主演映画『とんかつDJアゲ太郎』の舞台あいさつで生まれたもの。メインキャストからふたりも逮捕者が出たことで「フラット(普通)」に見てもらえないことを彼は危惧したわけだ。

実際、不祥事が絡むと、作品はフラットに見てもらえない。それは、人についても同じだろう。

そして今、フラットに見てもらえない女優のひとりが矢田亜希子だろう。彼女がメディアに出ていると、かなりの人が2009年に起きた「押尾学事件」を思い出すのではないか。

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これは当時の夫で俳優だった男性が、女性と一緒に合成麻薬を使用し、その女性が死亡。麻薬取締法違反と保護責任者遺棄致死罪に問われ、有罪となったものだ。

夫婦は事件の半年以上前から別居状態で、事件発覚から5日後に離婚したものの、これほどの事件の記憶は容易に消えるものではない。

矢田は前夫の不祥事を謝罪し、芸能活動を再開したあと、バラエティー番組では「コストコに取り憑かれた女優」というキャラを前面に打ち出してきた。しかし、時々、13年前に生まれた息子の話をすることがあり、そんなときはどうしても、その父親のことがよぎってしまう。

 

もちろん、番組側が事件に触れることはないが、あたかも「なかったこと」のように進行する空気が逆に見る側の気分をゾワゾワさせるのだ。