# 離婚

不倫した「年収700万円」サラリーマン夫が青ざめた…子持ち専業主婦が仕掛けた「ヤバい離婚術」

露木 幸彦 プロフィール

養育費毎月6万円、慰謝料毎月2万円…

そして、妻は「あいつがいるとイライラするので」とゴールデンウィーク中には洋介さん抜きで日帰り旅行へ出かけたのです。さらに子どもに「パパは内緒で女の人と付き合っているのよ」と吹き込んだので父の日のプレゼントもなし……。

もちろん、妻の両親には「まだ子どもにお金がかかるから」と反対されたそうですが、最終的に妻の堪忍袋の緒が切れたのは娘さんの塾の保護者会でのこと。洋介さんは仕事の都合で参加できなかったのですが、妻はそのことに激怒。「これ以上、努力するつもりはないから」と別れを切り出したのです。

洋介さんが「考え直して欲しい」と懇願したものの、最終的には6月下旬に離婚が成立。具体的な条件は子どもの親権は妻が持ち、洋介さんは養育費として子1人あたり毎月6万円を20歳まで、慰謝料として毎月2万円を10年間支払うという内容。妻の稼ぎ(年収144万円)を加算すれば、現在の家(家賃は月9万円)に残ることができるという算段でしたが、計画が狂ったのは7月上旬でした。

photo/iStock
 

「会社が存続に必死なんです。本社の社員は3分の2が解雇。日本では社員を守るため、給料は3割下がり、賞与はカット。今月、養育費を振り込むのは無理なんです。どうしたらいいでしょうか?」

洋介さんはそう筆者に訴えかけてきました。

実際、洋介さんの今後の年収は400万円程度となる見込み。筆者は「収入減を理由に養育費を見直すことは法律(民法880条)で認められています」と前置きした上で、家庭裁判所が公表している養育費算定表を提示しながら説明しました。