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# 夫婦

家庭でもあえて「仕事の話」をするほうが、夫婦仲がよくなる意外なワケ

疲れているときほど会話しよう
新型コロナの影響による在宅勤務で、夫婦の時間が増えたという人は多いはず。その結果、おたがいイライラ、モヤモヤ、ギスギスが増えてしまった人も多いだろう。そんな夫婦にピッタリの一冊といえる『不機嫌な妻 無関心な夫』を出版した心理カウンセラーの五百田達成氏は、家庭でも積極的に「仕事の話」をすることを推奨する。一体なぜか? 家庭が円満になるコミュニケーションのコツを教えてくれた。

家庭より仕事を優先するな

× 仕事で疲れたので家ではくつろぐ
○ 仕事で疲れても家での義務を果たす
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夫婦仲にとって、ともすると「敵」になりがちなのが、「仕事」の存在です。

仕事が忙しくて、夫婦で話す時間が取れない。

仕事が忙しくて、育児に手が回らない。

仕事が忙しくて、家では何もしたくない……。

お互いの仕事と夫婦仲の関係は、どのように考えればいいでしょうか?

まず大前提として「家庭よりも仕事を優先する」という考えは、あり得ません。

いや、もちろん、気持ちはわかります。仕事だって大事だ、お金のためにも、自己実現のためにも仕事は絶対に手を抜けない。

だからといって、人生の両輪のもう片方である、家庭・夫婦について手を抜いていいということにはなりません。繰り返しになりますが、夫婦が破綻すると仕事も将来も普段の生活も、すべて破綻します。暴論を承知で言えば、夫婦のパートナーシップさえなんとかなれば、仕事がなくたって人は生きていけるのです。

逆に、「夫婦を犠牲にして仕事をがんばる」はいつか必ず、つけが回ってきます。

では、家の外でも中でも、がむしゃらにがんばるべきかというとそうではありません。

 

妻も夫も疲れ切って、家では何もできない、という場面はあるでしょう。

そういうときにこそ優先すべきなのが、夫婦のコミュニケーション。疲れたときほど、会話をがんばるのです。「疲れた」という気持ちを伝える、「今日は外食にしよう」と提案する、愚痴をこぼす、愚痴を聞く。それさえしておけば夫婦の関係は円滑になり、家庭にエネルギーが満ちて解決策も見いだせるでしょう。