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紅白歌合戦に初出場「BABYMETAL」が世界を巻き込み、熱狂させ続けてきた理由

伝説から10年

「アイドル」と「ヘヴィメタル」

2010年のグループ結成以来、「アイドル」と「ヘヴィメタル」を組み合わせた斬新なコンセプトや、ライブパフォーマンスの高さで国内外で人気を集めるBABYMETAL(ベビーメタル)。彼女たちは今年結成10周年を迎え、グループ初となる『第71回NHK紅白歌合戦』への出演も決定している。メタルを音楽性の柱にしながらも、幅広くファンを魅了する間口の広さをあわせ持つ彼女たちの魅力は、どんなふうに広がったのか。グループのこれまでを振り返ってみたい。

2019年10月13日「2019 Aftershock Music Festival」photo by gettyimages

【写真】BABYMETALの圧倒的パフォーマンス

BABYMETALは、もともと2010年に学校や部活動をテーマにした成長期限定ユニット・さくら学院の「重音部」としてスタート。メンバーの年齢は結成当時、SU-METALが12歳、MOAMETAL、YUIMETALが11歳。2013年以降はさくら学院から独立したグループとなり、ライブでは“神バンド”と呼ばれる超絶技巧のバンドを従えてアイドル/メタル双方のプロフェッショナルが手を取り合うアーティストとして進化を遂げていった。

「METAL HAMMER GOLDEN GODS AWARDS 2015 CEREMONY」での一枚。左から、YUIMETAL、SU-METAL、MOAMETAL photo by gettyimages
 

その最大の特徴は、もともと熱心なメタル・リスナーだったプロデューサーのKOBA-METAL氏の影響による本格的なメタルサウンドと、本物のアイドルならではの華のあるパフォーマンスのハイブリッドであること。誰も体験したことのない斬新な音楽性/パフォーマンスによってメタリカのラーズ・ウルリッヒやジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードを筆頭にメタルの重鎮からの支持も厚く、BABYMETALの人気を世界に伝えることとなった。