# GoTo # 税金

「GoToトラベル」を利用しまくっている人は、税務署に狙われているかもしれない…!

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ふるさと納税の高額寄付などについては、すでに資料収集し、KSKに情報をドッキングしている可能性が高い。

GoToトラベルについても、ひとつの旅行代理店を通して大量の宿泊を申し込んでいる場合は、その代理店から資料を収集すればわかります。

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複数の代理店やネットなどで分散していれば、つかむのに労力はかかりますが、あちこちから資料を提出させ、KSKに情報を集約させることは可能です」(国税OBで税理士の武田秀和氏)

KSKには、私たちがこれまでどんな収入を得てきたか、どんな財産を相続したかという情報が集められている。ひとつひとつは高額ではなくても、丹念に調べられ、情報を集約されれば、すべてが丸裸になってしまう。

「バレなければいいだろう」と高を括っていると、待っているのは、追徴課税だ。前出・浦野氏が語る。

「税務署から税務調査を受けた後で修正申告などをした場合は『過少申告加算税』が課されます。これは、原則的には新たに納めることになった税金の10%相当額が課されます。

確定申告の期限をすぎてから申告すると、『無申告加算税』が課されます。これは納めるべき税金の額が50万円までは15%、50万円を超える額に対しては20%が加算されます」

追徴課税が課されれば、同時に利息を意味する「延滞税」もかかる。こちらは最大で年率14・6%。追徴課税は一括納付が原則だ。手元に現金がないからと納付が遅れると、支払わなくてはならない金額は雪だるま式に膨れ上がっていく。

少しでも得をしようとコツコツやってきたことが、ぜんぶパーになってしまうのだ。

 

「追徴金などはもちろん痛いですが、それよりも国税に目を付けられることのほうが深刻です。少額でも、一時所得を申告せず、追徴金を払ったことがあるという履歴はKSKに残ります。

今後、常に国税から『要注意』のターゲットとして扱われることになるのです」(国税OBの税理士)

ある日突然、税務署はやってくる。しかし、そうなったときには、もう遅いのだ。3月の確定申告では、くれぐれもご用心を。

『週刊現代』2020年11月28日号より

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