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コロナ相場を勝ち抜くために…10年後に笑っていられる「株」「投信」の買い方

遺したい人も、使い切りたい人も

退職金で買った株や投資信託、長年積み立てた生命保険。世界経済の潮目が変わろうとしている今、どうやって虎の子の資産を動かせばいいのか。人生終盤戦における、投資戦略の最適解はこれだ!

基本は「売り」

「29年ぶりの株高」と聞けば、心浮き立つのも無理はない。

新型コロナウイルスのワクチン開発への期待が高まった先月17日、日経平均は'91年以来で初めて2万6000円を回復した。

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だが、両手を挙げて株高を喜べるかといえば、そうもいかない。「日米ともに、実体経済と株価の乖離が大きくなっている」(国際金融アナリストの倉都康行氏)のは明らかだからだ。

この株高がいつまで続くかはわからない。だが一つ、確実にいえることがある。米国の大統領が交替し、世界がアフターコロナの時代に移行しようとしている現在が、金融資産の見直しに絶好のタイミングだという点だ。

あと10年。残された時間は少ないが、現役を退き給与収入が少なくなった分、家計における投資の重要性は増すばかりだ。人生終盤戦で、株、投資信託、生命保険をどう扱うべきか。具体的に見ていこう。

「10年というスパンで考えて、いまが投資スタンスを見直す時期であることは間違いないでしょう。

すでに株式投資をしている人は、すべて売却する必要はなくとも、ウェイトを半分くらいにしてもよいのではないか。特に日本株で利益が乗っている銘柄は売却を進めたい」(倉都氏)

 

今の株高は一種のバブル。今後何年も続くと思えないというのが、大半の識者の見方だ。前回の金融危機、リーマンショックからすでに12年。なんらかの大掛かりな調整がないはずがない。

しかも世界各国の金融政策でマネーはジャブジャブの状態だ。現在のバブルが弾けたらリーマン以上の衝撃が走り、向こう10年株価が回復しない可能性だってある。