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知らないと大損する! 今年から「確定申告」と「年末調整」のルールがこんなに変わる

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今年度の確定申告から、青色申告特別控除額が65万円から55万円になり、10万円分の非課税枠が縮小されるのだ。

とはいえ、先述のとおり、今回の改正で基礎控除の非課税枠は10万円分拡大される。自営業のみの収入の場合でも、非課税枠については「10万円の拡大+10万円の縮小」が同時に適用されるため、税額は変わらない。

では、公的年金とフリーランスでの収入、二つを受け取っている場合はどうなるのか?

給与所得者と同様、青色申告と公的年金の非課税枠、それぞれ10万円ずつ(計20万円)の縮小を受けることになるため、基礎控除が10万円拡大しても、非課税枠は合計で10万円減る。

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自営業者は給与を受け取っているわけではないので、所得金額調整控除を利用することはできない。

つまり、この場合も、昨年よりも多額の所得税を課されてしまうのだ。

どうすれば税額を抑えることができるのか。自営業の場合も、知っておくべき対策がある。それが、ウェブ上での青色申告の手続きだ。前出・浦上氏が言う。

「国税庁の電子申告システムである『e-Tax』を使って電子申告するか、『電子帳簿保存』を利用することで、前年度までと同様、青色申告特別控除の非課税枠は65万のままになります」

 

電子帳簿保存は今年度の申請期限が終了している。一方、e-Taxは来年3月15日まで利用できる。パソコンやスマホで「e-Tax」と検索すれば、専用のホームページが出てくる。ウェブ上で確定申告の手続きを行うことが可能だ。

コロナ禍で還付される税金

さて、ここまでは平成30年度に公布された税制改正による変更点を解説してきたが、ほかにも、今年度から変更されるルールがある。新型コロナの感染拡大を受けて施行された「新型コロナ税特法」による手続きだ。

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