2020年2月に発売された写真集『好きになるよ?』で大胆な写真を披露し、最近ではコスメブランド『cimer(シーメル)』をプロデュース。自分のやりたいこと、思うことに真っ直ぐに生きる藤田ニコル。

大胆なショットの多さも話題になった写真集。ニコル曰く「ここまで脱ぐのは最初で最後」藤田ニコル写真集『好きになるよ?』/(C)講談社

現在、インスタフォロワーは363万人(2020年11月時点)。多くのファンから「内面や生き方が好き」と、その人柄を支持されている。それは、すべての発言にブレや迷いがないからに他ならない。そのパワーに満ちた言葉には、大人世代ですらハッとさせられることが多い。

前回「性に関すること」をオープンに語ってくれた彼女が、今回語ってくれたのは、社会に出てからときどき感じる「女であるがゆえ」の窮屈さや、不条理。彼女の言葉からは、男女平等を謳っていても、「女子はこうあるべき」という考えからなかなか抜け出せない、日本のジェンダーギャップ問題が見えてくる。

1回目の記事を読む→「隠す方がおかしいと思う」…藤田ニコルが性にオープンな理由

なぜ女性がお酒を注がなきゃいけないの?

「例えば番組の打ち上げとかあるじゃないですか。どんな集まりでも、たいていは自分が一番歳下なので、いつのまにか私がお酒を注いで回らなきゃいけないポジションになってることが多いんですよね。それにすごく違和感があって。自分のお酒は自分で注いでくれたらいいのに……って思います。もちろん注ぐこと自体が嫌なわけじゃないけど、若い人や、女子がやって当然という考えは、とても不思議

「“コレ歌ってよ〜”ってカラオケの曲を勝手に入れられるのも、ちょっと苦手です(笑)。自分の意思で行動できないのが、すごく窮屈。だから私は、そういった会食にはあまり参加しないんです。いい時間を過ごせないことが多いので。だったらその時間はイケメンと遊びたいって思う(笑)」

だからといってニコルは、彼女の価値観を他人に強要するわけではない。あくまでも、自分の考え方はこうだけど、他の人の考え方は違って当たり前…「自分は自分、他人は他人」のスタンス。誰かを批判、否定しない、多様性を認める懐の深さがある。

世代の違いですよね。私はそういうのちょっと古いなーと感じるけど、でもどっちに合わせるかっていう問題でもないと思う。合わせてもらうのも申し訳ないし。だから、それぞれの考え方に敬意を払って、参加しない、関わらないっていうのが私の選択(笑)。同じ世代の人たちだけでいた方が盛り上がると思うし、私も友達といた方が楽しいし」