# 退職金

退職金、じつは「手取り」をめちゃくちゃ増やせる「裏ワザ」があった…!

数百万円も増やせる
板倉 京 プロフィール

毎年70万円非課税枠が増えていく…!

基本的に勤続年数は端数を切り上げて計算するからです。

つまり1年と1日で退職した場合、勤続年数は2年となります。例えば4月1日入社した人が、1年後の3月31日に退職すると勤続年数は1年ですが、その翌日の4月1日に退職することで勤続年数を2年とすることができるのです。

これに大きな意味があることがお分かりでしょうか。

勤続年数がオトクポイント。『定年前後のお金の正解』より
 

20年未満の方でも1年、勤続年数が伸びるごとに40万円ずつ非課税枠が増えていくことになるからです。

特に効果が大きいのは20年以上の勤続年数の方です。毎年70万円も非課税枠が増えていくことになります。

勤続年数20年であれば、40万円×20年+70万円×(20年-20年)=800万円が非課税枠ですが、21年では、40万円×20年+70万円×(21年-20年)=870万円に拡大します。勤続年数が1年延びるごとに70万円ずつ非課税枠は拡大していくので、退職日をいつにするかで税額が大きく変わってくるのです。

実際に課税対象になるのは退職金から退職所得控除を差し引いた金額の半分ですから、1年勤続年数を多くするだけで35万円も課税対象額が少なくなります。仮に所得税を45%、住民税10%で計算した場合、1年勤続年数が伸びるだけで19万2500円もトクすることになるわけです。

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