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# マンション

「東雲タワマン大規模停電」で浮き彫りになった、「オール電化」の重大な弱点

高層マンションだからこその問題がある

オートロックは開放されっぱなし…

11月22日、湾岸エリアである東雲(東京都江東区)の高層マンション群でタワマン7棟、最大3,830世帯にもおよぶ大規模停電が発生した。全棟、10数時間に渡って真っ暗、エレベーターや機械式駐車場も使えない事態が起こった。

件のタワマンの一部は、オール電化を採用していた。この7棟に限らず、ほとんどのオール電化住宅では、電気の供給が止まると生活の多くに支障が出るリスクを抱えている。

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停電したタワマン高層階に住むAさんは言う。

「夜9時半ごろだったかと思います。お風呂に入ろうとしたら、急にお湯が出なくて。水も出ないんです」

別階のBさんは次のように言う。

「窓から外を見たら、地域一帯が真っ暗で、パトカーに消防車や救急車がたくさん来ていました。それに館内放送では繰り返し繰り返し、東京電力が状況を確認しているので、部屋で待機してくださいと…」

その前日、マンションでは焦げ臭いにおいが立ち込める異臭騒ぎが起こっていた。詳細な原因は現在調査中だというが、マンションの配電設備や、地域の電気室の分電盤などに何からの問題があったのではないかとみられている。

結局22日は復旧せず、不安な一夜が明けてもまだ電気は復活しない。非常階段をくだり、買い出しに行こうとする住民たち。エントランスのオートロックは解放され、もはや防犯の機能はなしていない。

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