バイデン政権の誕生を看過できない決定的な「不安材料」

決して“万々歳”ではない

ホワイトハウス幹部と閣僚のラインナップ

来年1月20日に誕生するジョー・バイデン米大統領(78歳)のホワイトハウス幹部と閣僚のラインナップが明らかになってきた。ここに来て政権移行作業は急速に進んでいる。

大統領首席補佐官:ロン・クレイン元副大統領首席補佐官(59歳)、大統領次席補佐官:ジェニファー・オマリーディロン前バイデン選挙対策本部長(44歳)、国務長官:トニー・ブリンケン元国務副長官(58歳)、大統領補佐官(国家安全保障担当):ジェイク・サリバン元副大統領補佐官(国家安全保障担当・43歳)、国土安全保障長官:アレハンドロ・マヨルカス元国土安全保障副長官(60歳)、国家情報官:アブリル・ヘインズ元中央情報局(CIA)副長官(51歳)、国連大使:リンダ・グリーンフィールド元国務次官補(68歳)、大統領特使(気候変動問題担当):ジョン・ケリー国務長官(76歳)――。

photo by gettyimages
 

週明けには、財務長官、商務長官、国家経済会議(NEC)委員長、大統領補佐官(経済担当)、米通商代表部(USTR)代表、米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長など経済・通商政策の責任者と、国防長官人事が発表される。

財務長官にジャネット・イエレン米連邦準備理事会(FRB)前議長(74歳)が起用されるのは決定である。そして国防長官にはミシェル・フロノイ元国防次官(59歳)が確定的だ。

主要閣僚の財務、国防両長官、CIAなど情報機関を束ねる国家情報官が女性であり、国連大使も黒人女性である。国土安全保障長官はヒスパニック系、そして国務長官と安保担当大統領補佐官はユダヤ系である。性別と人種を問わない起用は民主党政権らしい。

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