ウイルスは細菌にも感染する!細胞を乗っ取る「バクテリオファージ」とは何か?

応用によってDNA改変さえ可能に

ウイルスは細菌にも感染する

地球上には生物がたくさんいる。その中で、数が一番多いのは、細菌のように小さい生物だ。そのため、地球は細菌の惑星と呼ばれることもある。しかし、その細菌よりも、さらに数が多いものがいる。それはウイルスだ。地球には、細菌やウイルスがたくさんいるのである。

【写真】細菌の惑星・地球細菌の惑星・地球。その細菌よりも数が多いものがウイルスだ photo by gettyimages

大部分の細菌やウイルスは私たちに害をなすことはないし、中には有益なものさえいる。とはいえ、一部の細菌やウイルスは、私たちに病気を引き起こす病原体である。そのため、細菌やウイルスというと、印象はたいてい良くないし、両者は似たようなものとイメージされることも多いのだろう。

しかし、細菌とウイルスは大きく違う。細菌は細胞でできており、細胞分裂をして増える。つまり、細菌は生物である。そういう意味では、私たちヒトと同じだ。私たちも生物で、細胞でできており、細胞分裂をする(ただし、私たちは多細胞生物なので、たくさんの細胞でできている。いっぽう細菌は単細胞生物なので、1つの細胞でできている)。

いっぽうウイルスは、タンパク質やDNA(あるいはRNA)でできた粒子である。細胞でできていないので、通常は生物とされない。それ自身では増えることができないが、生きた細胞の力を借りれば、自分の複製を作って増えることができる。

関連記事

ABJ mark

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標 (登録番号 第6091713号) です。 ABJマークについて、詳しくはこちらを御覧ください。https://aebs.or.jp/