『ルパンの娘』、橋本環奈が使う「京都言葉」に大注目すべきワケ…!

「快楽犯どす」「プロの犯行どす」

おもしろい言葉遣い

ドラマ『ルパンの娘』はあいかわらず飛ばしている。

ドラマそのものや深田恭子の妖しげな気配が見どころだが、今回は「橋本環奈の使う言葉」について、話題にしたい。

〔PHOTO〕Gettyimages
 

『ルパンの娘』の2020年版では、主人公たちの盗賊一家に立ちはだかる敵方として、京都出身の名探偵が登場する。それを橋本環奈が演じている。

彼女の言葉遣いが、なかなかおもしろい。

京都で育った設定なので、基本は京都言葉を喋り、東京に移住したのちは東京の人とは東京言葉で話している。

京都言葉は、語尾に「どす」をくっつけて、済ませていた。

たとえば一話での橋本環奈の演じる探偵は、「どす」を連発していた。

「逆どす」「プロの犯行どす」「快楽犯どす」「充分どす」「お呼びどすか」と「どす」だけで京都らしさを出して、押し通していた。

なかなか小気味いい。

京都言葉というよりは、どす言葉と呼んだほうがいいような使いようで、勢いで巻き込もうとしていて、何でもありのドラマ『ルパンの娘』らしい強引さだった。

ただ、これに変化が見えた。

5話から急に「おす」が出現したのだ。

「悔しおす」「よろしゅうおす」「男らしおした」。

「おす」が使われると、ぐっと京都言葉らしくなる。なぜ5話から変わったのかはわからないけれど、誰かが何かに気付いたのだろう。