劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 公式サイトより

英語版『鬼滅の刃』を読んでわかった、「柱」に込められた深すぎる意味

見事な「ダブルミーニング」だった
(編注)本記事は「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の内容を一部含んでおります。

英語版でも「名言」だった

「今度は君たちが鬼殺隊を支える柱となるのだ」

「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」において、煉獄杏寿郎は竈門炭治郎たちにこの言葉を贈った。鬼殺隊に所属する煉獄杏寿郎は、「柱」と呼ばれる、最も位の高い九名の剣士の一人である。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編公式サイトより
 

そもそも、煉獄杏寿郎たち九名の剣士は、なぜ「柱(はしら)」と呼ばれるのであろうか。考えてみれば、こうした実力者を表す言葉として、「柱」というのは聞き慣れない。

以下では、「柱」という呼び名に込められた、2つの意味を考えてみたい。1つは、多くのファンが漠然と感じている意味。もう1つは、「柱」という言葉が昔から持っている意味である。

実は、「柱」という呼び名の由来を解くカギは、冒頭の名言と、意外なことに、日本の神話にある。

煉獄杏寿郎のセリフでは、「柱」という言葉に、鬼殺隊の中で最も位の高い剣士である「柱」という固有名詞としての意味と、「鬼殺隊を支える存在」という意味が込められている。

『日本国語大辞典』によると、「柱」とは、「建築物または橋・門・鳥居・その他の工作物で、直立して上部の荷重を支える細長い材」である。『鬼滅の刃』において、鬼殺隊とは鬼を滅する修羅の道を歩む組織であり、柱たちは、鬼殺隊という重き荷を一身に背負った存在として描かれている。

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