融通が利きやすい「重ね着」スタイル攻略法

アウトドアブームが広がるにつれて、アウトドアファッションの人気も高まってきました。2009年頃から始まった「山ガールファッション」は、おしゃれな登山スタイルでしたが、現在のアウトドアファッションは、タウンユースを想定したものが多く、「アウトドアで着るもの」ではなくなりつつあります。そもそもアウトドアファッションは、過酷な自然環境でも快適に過ごせるように、機能性を追求してきました。快適さとタフなイメージは、現在の私たちのライフスタイルやマインドに響くものがあるのかもしれません。

アウトドアファッションは、気温や天候などの変化に対応するために、薄くて軽いアイテムを重ね着するレイヤリングが基本です。レイヤリングは、雨や風から体を守るアウターレイヤー、ウエア内を快適に保つミドルレイヤー、汗冷えを防ぐベースレイヤーの3層からなります。このレイヤリングシステムをふまえてアイテムを揃えていくと、快適さとファッション性を高めることができます。

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■アウターレイヤー(防水・撥水・防風)
アウターレイヤーは雨や風から体を守るために着用します。求められる主な機能は、防水・撥水・防風など。具体的なアイテムとしては、レインパーカー、マウンテンパーカー、ダウンジャケットなどがこれに該当します。

■ミドルレイヤー(保温・通気)
ミドルレイヤーは、シャツやフリース、インナーダウンなど。活動しやすく、通気性や速乾性、保温性などに優れたものを選びましょう。

■ベースレイヤー(保温・吸水拡散)
ベースレイヤーは、素早く汗を吸水拡散して肌をドライに保ってくれる機能性インナーのこと。ユニクロのエアリズムやヒートテックがメジャーですが、気象条件、発汗量や運動量などに応じて、適切なものを身につけると、より快適に過ごすことができます。

今回はこのレイヤリングシステムに沿って、ワークマンプラスとユニクロのスポーツユーティリティのアイテムを見ていきましょう。