夫の不倫を知りながら、どうすることもできない妻。親の不穏な空気を察している子どもたち……一見よくある不倫ストーリーに見えるが、マンガ『インザハウス』は、なんと「夫の不倫相手が家に引っ越してくる」新しい家族の物語である。

新築戸建てに越してきた主人公、橙子たち瀧澤家。一家は6人家族だったが、不慮の事故で義父母を亡くし4人家族になっていた。いままであった「家族」のカタチがなくなり、「母」としての自分にも自信をなくす橙子。

(C)小宮みほ子/『インザハウス 』講談社

第一話は、夫の不倫に気付きながら別れる決意ができなかった橙子が、子どもの一声で夫の不倫相手と同居するところから始まる。そこに現れる不可思議な青年ナガイも一家に加わり、第二話からは新しい6人の共同生活がさらに混乱していく…。続く第三話、ストーリーはどう展開していくのか…?

不倫がない世界にいきたい

『インザハウス 』は、まったく血縁関係のない他者――しかも夫の不倫相手を家族に受け入れるという、多くの人が驚く設定だが、作者の小宮みほ子さんは不倫についてどう考えているのだろう。

(C)小宮みほ子/『インザハウス 』講談社

「私自身は、恋愛の先に結婚がないと嫌なので不倫は考えたことがないです。10年以上途切れながらも続いていた恋心が、相手が既婚だと分かった瞬間、スンっと醒めた経験があるので、ほとんど条件反射みたいです(笑)。

でも問題は、相手の不倫ですよね…。不倫の漫画を描いておいて言うのもおかしいんですが、不倫のない世界にいきたいです(笑)」

そんな小宮先生、じつは昔から夏目漱石先生が大好きだそう。

「小説も好きなのですが、漱石先生のお人柄が大好きです。特に好きなエピソードは、洋行する船の中で器械体操のマネをして餞別に貰った万年筆を速効で壊した話と、自転車に乗れなくてロンドン留学中の下宿の婆さんに練習を命じられた話です。2つとも随筆で、読んでいると漱石先生のお茶目さと可愛らしさにめちゃくちゃ萌えます(笑)」

お茶目な夏目漱石好きの小宮先生が描く、新しい家族のカタチとは…ハラハラドキドキの展開から目が離せない、『インザハウス 』第三話無料試し読みはこちらから↓

>第1巻一話から読みたい方はこちらをクリック

>第1巻二話を読みたい方はこちらをクリック

1巻まるごと読みたい方はコチラ

(C)小宮みほ子/『インザハウス 』講談社