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65歳すぎてから年金を投資につぎ込む夫婦を待つ危険な「落とし穴」

貴重な老後資金がムダに
老後資金の不安に駆られて、定年後からでも株などの金融商品に手を出そうという人がいる。ビギナーズラックで少し儲かるケースはあっても、不慣れな人が10年、20年と勝ち続けるのは難しい。65歳すぎた夫婦の安易な資産運用に専門家は警鐘を鳴らす。

年金で株式投資をする危険性

「為替リスク」「損切り」。

これらの言葉の意味を聞かれて、正確に答えられない人は年金で株式投資するのはやめておいたほうがいい。経済コラムニストの大江英樹氏はこう警鐘を鳴らす。

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老後資金の不安に駆られて株を始めた人の中には、ビギナーズラックで少し儲かる人もいます。ただ、不慣れな人が10年、20年と勝ち続けるのは難しい。適切なタイミングで損切りできず、損失がどんどん膨らんでしまうこともざらです」

現役時代であれば失った分も働いて取り戻せるが、65歳からはそうもいかない。虎の子の老後資金をリスキーな投資に突っ込むべきではない。外貨建て保険、投資信託、仕組債など、「たくさん儲かる」と謳う金融商品ほど危険度が高い。