ナスカの地上絵<ハチドリ> *パブリックドメイン
# 神秘

【ネットで話題】“2000歳超えのネコ”も発見!謎が深まる「ナスカの地上絵」と「パルパの地上絵」

先月、南米ペルーの文科省が、世界遺産「ナスカの地上絵」の近くにネコ科の動物の地上絵が発見されたと発表した。

有名なハチドリや猿の地上絵はナスカ文化(200年頃〜700年頃、諸説あり)の時代に描かれたとされるが、今回見つかったネコの地上絵はそれよりも古くパラカス文化(紀元前800年頃〜200年頃、諸説あり)の後期のものと見られている。

今で言うヘタウマな画風で、全長37メールにおよぶ、この「2000歳超えのネコ」の地上絵は「かわいい」「味わい深い」とネットで人気となっている。

フリー素材サイト「いらすとや」にも、早速「ナスカの地上絵のイラスト(猫)」が登場。

他にも、「ナスカネコ」モチーフのグッズを販売する人まで現れた。

 

発見ラッシュも、謎は深まる

ペルーでは近年、地上絵が相次いで発見されている。

2018年には現地の考古学者チームがドローンを使った調査で、ナスカの隣のパルパで新たな地上絵を50点以上発見した。

また、山形大学の坂井正人教授(文化人類学・アンデス考古学)らの研究グループも、2018年までに主にナスカ台地の西部で142点の地上絵を発見。2018年〜2019年に実施された日本IBMとの実証実験では、IBMワトソン研究所のAI技術によって新たに1点の地上絵を発見している。

これほどの発見ラッシュがありながら、地上絵が描かれた「目的」については、雨乞いの儀式に使われたのではないかなど諸説あり、まだはっきりしたことがわかっていない。

「ナスカの地上絵」「パルパの地上絵」ともに、その謎は深まるばかりである。