コロナ第3波の来襲…幸運続きだった菅首相、明らかに風向きが変わってきた

連休明け、感染者数はどうなる
歳川 隆雄 プロフィール

「神のみぞ知る」

ところが、今週になって瞬く間に東京を筆頭に政令指定都市でコロナウイルス感染者が激増している。所管する西村康稔経済財政・再生相が思わず「神のみぞ知る」と漏らすほどの勢いである。

菅政権が感染対策に全力投球していることは承知している。それでも治療薬やワクチンの開発・供与は時間との闘いであり、多分にツキも関わって来るのは否定し難い。これまでの政権・国会運営を振り返ってみれば分かるように、菅氏は明らかにツキまくっていた。

しかし、ここに来て菅氏が胸中に秘める来年初頭の衆院解散・総選挙に黄色信号が点滅し始めたのだ。この数日に永田町では早くも9月総選挙説が取り沙汰されるようになった。

これまで筆者は一貫して「1月19日解散・2月7日投開票」、「1月22日解散・2月28日投開票」のいずれかであるとの見立てを披瀝してきた。この見立てを修正せざるを得なくなるのか未だ分からない。

菅氏が運に見放されたのかどうかは、11月連休明けの来週末の政府新型コロナウイルス感染症対策本部発表を待つ他ない。