中国で「日本発のロリータ服」が大流行していた…! 女性から支持を得ている驚きの理由

日本と「購買層」は結構違います
乃木 章 プロフィール

現在の日本ロリータブランド数が約50存在するのに対し、中国ロリータブランドは100を超えてさらに増え続けているため、女性モデルへの仕事依頼も多く、活躍すれば十分な報酬が得られるために人材も集まる。例えば、中国トップモデルの谢安然さんは自身のweiboアカウントで、年600着ほどモデルの仕事を受けており、月収は普通のサラリーマンの約20倍だと答えている。

ちなみに中国では写真の露出規制が厳しいために、日本で言う「グラビアアイドル」に相当するポジションはなく、コスプレイヤーやロリータモデルが芸能界の登竜門という側面もある。現在、谢安然さんは中国のテレビ番組への出演も増えており、ロールモデルとしても若い女性に支持されている。

 

若い女性が手に取りやすい

そして、中国ロリータの特徴は日本以上の多様性さと価格の安さだ。中国ロリータも、お姫様のようにキュートな「スウィートロリータ」、落ち着きのあるヨーロピアンな「クラシカルロリータ」、ゴシックの要素を取り込んだ「ゴシックロリータ」、カジュアルテイストな「ソフトロリータ」の4タイプに分類されるのは日本と同じだ。

しかし、「ソフトロリータ」における表現は自由度が高く、「スウィートロリータ」では中華の要素が加えられた“中華風ロリータ”のバリエーションが多い。Rokaさんは「中国ではロリータブランド数が多すぎるので、そのブランド独自のデザインが目立たなければ、そもそも目に止まらずに埋もれてしまう」と語る。そのため、ロリータとして括られてはいるが、日本と比べて大きなリボンやレースにフリルに縛られないデザインが多く登場した。結果的に、それが一般女性にも歓迎されている。

モデル:ひっそり悠海(Twitter:@mer_calme25)/ブランド:不轨不轨/撮影:乃木章