中国で「日本発のロリータ服」が大流行していた…! 女性から支持を得ている驚きの理由

日本と「購買層」は結構違います
乃木 章 プロフィール

インフルエンサーとしてロリータモデル

現在の中国はアメリカと並ぶ世界トップクラスのアパレル・ファッション市場規模を持つ。2014年ごろから中国ロリータ服を購入している中国ロリータ愛好家のRokaさんによれば、2014年当時は、まだロリータブランド数が少なかったという。しかし、2015年から現在に至るまで急激にロリータブランドは増加し、一般女性にとっても身近なファッションアイテムの選択肢となった。

中国ロリータ業界トップカメラマンの睿瑶爸爸さんは、2019年には中国ロリータブランドから約500組のモデル撮影を受注しており、「中国ロリータ服の市場はまだアパレル・ファッション業界全体の中では小さいが、今も発展し続けている」と評している。

モデル:Roka(Twitter:@rokasann)/撮影:乃木章

 

一般女性にも周知されたのはインフルエンサーとしての役割を担うモデルの存在が大きい。中国ではネットショッピングが主流であるため、中国ロリータブランドも実店舗をほぼ持たず、weiboやQQなどのSNS、動画配信アプリ「抖音」などでインフルエンサーを起用した宣伝手法を取っている。

日本ロリータのモデル起用写真があくまでも服をメインにしたスナップ風が多いのに対し、より一般の人にロリータ服が浸透している中国では、着た時の体験を連想させるために世界観を演出した作品性が求められる。そのため、モデルとカメラマンが担う役割は日本と比べるとより複雑で、ブランドごとに見せ方を工夫する競争が必然的に生まれる。

モデル:谢安然/撮影:睿瑶爸爸

モデル:谢安然/撮影:睿瑶爸爸

モデル:谢安然/撮影:睿瑶爸爸