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記録は437日間!人類史上最も長く宇宙に滞在した宇宙飛行士をご存じですか?

サイエンス365days

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

2度の宇宙滞在の合計は678日

1994年の今日(1月8日)、ロシアの宇宙飛行士ワレリー・ポリャコフ(Valeri Polyakov, 1942-)が437日間にわたる人類史上最長の宇宙旅行へ出発しました。

モスクワ近郊の都市、トゥーラで生まれたポリャコフは宇宙医学を専攻し、宇宙空間での滞在が人間の体に与える影響について研究しました。1988年、ポリャコフはロシア(当時・ソ連)の宇宙ステーション・ミールに240日と22時間34分滞在し、一度目の宇宙での実験を行いました。

そしてソ連崩壊後の1994年、ポリャコフは2度目のミール訪問で、最終的に437日17時間58分の宇宙滞在を達成しました。このフライトによって彼は宇宙連続滞在の最長記録を更新し、この記録は2020年現在もいまだに破られていません。

医師の資格を持ったポリャコフは、他の乗組員の筋肉トレーニングや食事、休息などを管理しつつ、無重力での滞在が人間に与える影響を調べました。

ポリャコフは宇宙ステーションでの生活で、火星といった他の惑星で長期生活ができることを証明したかったそうです。現在、宇宙空間での通算滞在時間の記録はゲンナジー・パダルカ(Gennady Padalka、1958-)の878日間、日本人では若田光一さんの347日間が最長です。

ミールに到着したポリャコフ Photo by Getty Images

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