『おしりたんてい おしりたんていの こい!?』表紙より

『おしりたんてい』新作から「国民的キャラクター化」への道筋が見えてきた…!

「大人も楽しめる」作品や企画も出てくる?

シリーズ累計800万部超の絵本・読みもの『おしりたんてい』の最新刊『おしりたんてい おしりたんていの こい!?』(トロル作、発行ポプラ社)と、集英社「最強ジャンプ」連載のスピンオフマンガ『おしりダンディ ザ・ヤング』(原案・監修トロル、原作・構成春原ロビンソン、作画菊池晃弘)が2020年11月に同時発売となった。

すでに未就学児~小学校低学年には圧倒的人気を誇るおしりたんていだが、この2つの新作からは、今後のさらなるIP展開――国民的キャラクター化――への道筋が見えてくる。

 

なぜ『おしりダンディ』が必要なのか?

『おしりたんてい』は見た目はおしりだが佇まいも口調もジェントルな探偵が主人公のホームズ的な推理ものだ。

一方、外伝である『おしりダンディ』は、おしりたんていの父・ダンディを主人公とした冒険ものだ。ダンディの仕事は世界中を飛び回り遺跡の保護や宝物の回収を行う博物館員。鞭を持つその姿などビジュアルからもわかるように、インディ・ジョーンズ的な存在である。

ダンディは『おしりたんてい』シリーズの読みもの(絵本ではないが、絵や図版が多く文字と一体になった小学生向けの本)の5作目『おしりたんてい いせきからのSOS』で初登場。

2020年夏公開の映画『東映まんがまつり』で上映された劇場版オリジナルアニメ『おしりたんてい テントウムシのなぞ』でもほぼ主役を貼るなど、いわゆるゲストキャラクター的な扱いを超え、大きくフィーチャーされる存在となっている。