検査入院を機に「規則正しい食生活」を

杖を使わないと歩けなくなっていた検査入院直前まで、毎晩とはいかないまでもお酒はたしなんでいました。仕事終わりや稽古の終わった後は、さすがに転ぶことを考慮して飲まなかったですし、飲ませてもらえませんでした(笑)。仲間たちの優しさです。

「教生さん、病名がはっきりしたら飲みましょうね、付き合いますよ!」

こう言われてしまっては、足の状況に合わせてお酒に対するブレーキも効いてきます。それでも過度な我慢はせずに、深酒はせずに楽しく飲んでいました。

ただ、初めから主治医にいわれていることがありました。

「いずれにしても入院したら禁酒ですから」

そうなのです、検査入院での2週間から4週間はお酒が飲めるはずがなかったのでした。それも自分の中でわかっていたので、この入院時にあることを自分に対して計画していました。それは「毎日の朝・昼・晩の3回の食事をしっかりととる習慣を身につける」ということでした。

入院直前はなるべく体力をつけるために食べていましたが、それまで長い間私は、「朝食はコーヒー1杯」ということが通常でした。といっても食が細いということはありません。お昼ごはんから人の1.5倍くらい食べる大食漢ではありました。ただ、毎回の食事量のバランスがあまりにも悪かったのです。

食べるときと食べないときの差が激しかった Photo by iStock