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2ちゃんねる発の恐怖の都市伝説「きさらぎ駅」をご存知ですか?

今年、再び脚光を浴びている

令和にトレンド入りした「きさらぎ駅」

「きさらぎ駅」という架空の駅――この駅にまつわる怪奇談が10年以上、人々を魅了し続けている。

ことの発端は、2004年に匿名掲示板「2ちゃんねる」(現在は「5ちゃんねる」)のオカルト板「身のまわりで変なことが起こったら実況するスレ26」にて投稿されたハンドルネーム「はすみ」さんの体験談(以下敬称略)。深夜、「きさらぎ駅」という駅に降り立ったはすみの恐怖体験がリアルタイムで綴られ、大きく話題となった。

この都市伝説が、令和の世になって再び脚光を浴びている。2020年7月にフジテレビ『世界の何だコレ!?ミステリー』で「きさらぎ駅」が取り上げられたところ、映像を見た男性から「似たような体験をした」という投稿があった。その話をもとに再現されたVTRが10月21日の回で放送されたのだ。

視聴者からの反響も大きく、21日深夜にはツイッターで「きさらぎ駅」がトレンド入り。久々に「きさらぎ駅」が話題に上がったことで、ツイッターはオカルト・ホラー祭り状態となった。

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真冬の深夜、実在しない無人駅で…

ここでは2004年に投稿された「きさらぎ駅」の内容を振り返ってみる。

「気のせいかも知れませんがよろしいですか?」

2004年1月8日23時14分にあるつぶやきが投稿された。ネット住民たちが何が起きているのか尋ねると、通勤に使っている電車(のちに新浜松駅からの電車で、静岡県内の私鉄であると明かされる)が、先ほどから20分くらい駅に停まる気配がないという。特急に乗り間違えたのかと思ったら、どうも違うらしい。不審に思って運転室を訪れるが、窓に目隠しがかかっている。窓を叩いても返事はない。

そのうち電車は速度を落とし、無人駅に停車した。どうやら「きさらぎ駅」という駅らしい。はすみは、聞いたことも見たこともない駅だと思いつつ、下車して駅に降り立ってしまう。駅名標には、次の駅も前の駅も記載がない。

ネット住民たちは「きさらぎ駅」など実在しないと指摘する。何かがおかしい。はすみは110番通報するも、いたずら電話と間違えられて相手にしてもらえない。近くには山や草原がみえるだけ…。途方に暮れたはすみは、線路を歩いて帰ろうと思い付く。