自宅で介護することだけが「優しさ」ではない photo/iStock
# 介護

老いた親を「老人ホーム」に入れられずに「自滅」する優しい子供たちの悲劇

回避するための「5つの方法」

故郷で暮らす老親の心身状態が悪くなってくると、「施設に入ってほしい」と考える人は多いと思います。ところが、提案してもほとんどの親は「施設には入らない」と言います。言えばいうほど、頑なになることが珍しくありません。

そんなとき、親に納得してもらう良い方法はあるのでしょうか。

「私を捨てる気か」と泣く老母

都内在住のマサオさん(仮名54歳)の母親(80代)は山陰地方の実家でひとり暮らししています。認知症というわけではないのですが、判断力が低下。怪しい訪問販売で健康飲料を大量購入したり、屋根や床下の工事の契約をしたり。

「必要なものを買うならいいのですが、買っても段ボールに入ったままです。帰省すると、開けていない段ボールが積まれています。気がかりな請求書があったり……」とマサオさんはぼやきます。

田舎の母が心配で… photo/iStock
 

掃除をすることも食事を作ることも大変になってきているのか、お菓子やパンの空き袋などのゴミが台所に散乱していることも。間に合わないことが増えているのか、トイレも汚れているといいます。

ところが、介護保険を申請してホームヘルパーに入ってもらおうと言っても「必要ない」との一点張り。一度けんかになり、「それなら、施設に入れ」とマサオさんが怒鳴ったところ、母親は「親を捨てる気か」と泣き出しました。

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