# ゲーム

賞金1億円をゲットした日本人も!「稼げるゲーマー」「稼げないゲーマー」広がる格差

急拡大する「eスポーツ業界」の懐事情
板垣 護 プロフィール

プロゲーマーのシビアな金銭事情

冒頭でもお伝えしたとおり、プロゲーマーは子供達のなりたい職業ランキング上位にランクインするほどの人気となっています。子を持つ親世代の方は、子供が「プロゲーマーになりたい!」と言って来た時に、具体的にどうやって食べていくのか? は知っておきたいところですよね。

実は、プロゲーマーの収入源は様々存在します。一方で活動するための費用もそれなりにかかるのも事実です。今回は、私が実際に関わってきたタイトルで、とある格闘ゲームのプロの場合で、まずはかかる費用から考えていきたいと思います。

●最低限必要だと思われる費用
・海外渡航費、移動費
・大会のエントリー費用
・必要機材費用
・インターネット費などの光熱費
・ゲームプレイ維持費用 など
 

格闘ゲームの場合、大会は海外で開催される事が多いです。なので、参加する大会によって変わりますが、交通費(海外渡航費)は大きなウエイトを占めています。アジア近辺の大会でも、滞在費込みで一回数万円。アメリカやヨーロッパだと、一回で20~30万円ほどかかります。アジア近辺の大会だけを絞って参加する場合でも「年間40万円」程度は最低でもかかると考えられるでしょう。

アメリカやヨーロッパなども含め、年間20大会近く参加するようなトッププロになると「年間400万円」程度の費用が必要になってきます。

また、賞金が出る国際大会は、平均して数千円程度のエントリー費用がかかります。大会のランクや頻度にもよりますが、平均的に年間5~10万円程度はかかるでしょう。ただし、現段階で日本国内の大会は、賭博法の関係もあり参加費無料の大会が多くを占めています。