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J.Y.Parkに学ぶ「子どもを伸ばす」言葉がけ 、4つのポイント

ほめる・叱る、どちらにも必要なもの
ガールズグループのオーディション番組『Nizi Project』で、参加者に対する真摯な言動が日本中を感動させたJ.Y.Parkさん。じつは、彼の「言葉がけ」は、普段の子育てにも十分応用ができるのです。
元小学校教師で、著書に『叱るより聞くでうまくいく 子どもの心のコーチング』の著書もある和久田ミカさんが具体例とともに解説します。

話題を振りまいたオーディション番組『Nizi Project』から、「NiziU」が生まれました。プレデビュー曲「Make you happy」のMV再生数があっという間に1億回を超えたガールズグループです。生みの親は音楽プロデューサーJ.Y. Parkさん。オーディションでは、厳しくもあたたかく、的確な助言が注目を集めました。

今回は、J.Y. Parkさんから学ぶ、子どもを伸ばす言葉がけについて、4つの観点からお話しします。

1.ひとりひとりを尊重している
2.彼女たちの耳を開いてから、助言をする
3.フィードバックが根性論ではなく、具体的で的確
4.言葉だけでは子どもは動かない、J.Y. Parkさんのあり方

以下、1つずつ見ていきましょう。

1.ひとりひとりを尊重している

 全編において、言葉の端々に彼女たちへの敬意を感じました。

「前よりも歌が上手になりました」
「表情でみせようとしていますね」

と、それぞれの努力をほめています。

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決して他の子と比べることなく、ひとりひとりの成長に注目しているのが伝わってきます。

詳しくは後述しますが、ほめ方もとても丁寧で具体的です。短く抽象的な言葉で終わることはありませんでした。

実は「すごい!」のような短いほめ言葉は、雑なコミュニケーションなのです。その場でとりあえず口にすれば、相手を喜ばせることができるからです。

J.Y. Parkさんのようにほめるためには、ひとりひとりの変化を知る必要があります。日ごろからよく観察していないとできないことです。その「よく見る」ということが、彼女たちのモチベーションにつながったことは間違いありません。「しっかりあなたたちを見ていますよ」という姿勢が伝わるからです。