初めての土地へのショートトリップ。限られた時間の中で、楽しく効率よくまわりたい。そんな時、情報収集はローカル(地元住民)に聞くのがいちばん確実。今回は、兵庫県を案内していただいたのは、多鹿治夫鋏製作所の四代目、多鹿大輔さん。

兵庫県の二大都市(神戸市と姫路市)のほぼ中間に位置し、市民が暮らしやすいまちづくりに定評のある小野市。国宝の浄土寺、特産品の鋏や鎌、そろばんなど、歴史や伝統を大切にしながら変化を遂げるエリアを多鹿さんに紹介していただきます。

神戸空港からのアクセス
小野市まで、約48.5km(小野市役所まで)県道85号を経由して約65分

鴨池のほとりで10年
大人がゆっくり羽を伸ばす場所

椿屋珈琲店

ベイクドチーズケーキ¥450とコーヒー(ケニヤ)¥650。

昭和の時計が鳴り、ジャズとクラシックが流れ、美しい古道具たちで構成される店内は、まるで純喫茶のようで山小屋のような落ち着いた空間。

焼き菓子はテイクアウトOK。

お菓子はすべて店主の手作り。砂糖をあまり使わずに、素材の良さを生かして仕上げる。

ふじい製作所の漆器は軽くて熱くならず、傷がつきにくい。展示即売会を開催することも。

小野市内で活動する「ふじい製作所」の漆器でいただくことができるのも人気の秘密。大切にセレクトされた食やモノに出会える珈琲店だ。

椿屋珈琲店
小野市福甸町71-58
営業時間:12:00~日没ごろ
定休日:月・木・金
※店内は撮影NG、小学生以下の入店不可

 

焼肉・お酒・パフェ・コーヒー
創業46年、焼肉屋さんの決定版

くるま焼肉店

創業当時から“一人焼肉ができる店”として知られる。

現在、二代目夫婦が切り盛りする人気の老舗焼肉店。肉質に定評があり、産地やブランドに惑わされず、その時一番おいしい牛肉を選ぶ(すべてA4~5ランク)。

ご当地グルメ・ホルモン焼きそば¥1034。

基本は、大将のおまかせコース(¥3850/1人)。好きな部位があれば、伝えて。

国産ウイスキー20種類常備。
チョコレートパフェ¥649は共進牧場の生クリームとバニラアイスを使用。ホットコーヒー¥429。

ウイスキーや地酒も豊富で、コーヒーやアイスは「運転担当のお客様のために」とテイクアウトも可能。ホスピタリティー溢れる店だ。

くるま焼肉店
小野市上本町29-4
☎0794-62-5838
営業時間:17:00~23:00(LO22:00)※金・土~24:00(LO23:00)
定休日:水
http://yakiniku-kuruma.com/

 

乳脂肪分が高く、コクのある味わい
国内でも貴重なジャージー牛の恵みを堪能

共進牧場

ジャージー種の乳牛100頭を飼育。放牧風景が楽しめる。

兵庫県産牛乳やヨーグルトなどの乳製品を製造する工場と“レストランミルカーズ”を併設。

右から、ジャージー生キャラメル¥650、ジャージーヨーグルト¥380、共進3.5牛乳¥100、ジャージーミルク¥280。

レストランでは、牧場で飼育するジャージー牛の搾りたてミルクや牧場ならではの食事が楽しめる。

ジャージープリンフロートは必食!

プリンやソフトクリームも人気だが、ふたつがドッキングしたジャージープリンフロート¥650はイチオシ。加工品も購入できる。

工場の様子。

工場見学も可能。下記の問い合わせ先から要予約。

共進牧場
小野市浄谷町1544
☎0794-63-5751(日・祝以外9:00~17:00)
営業時間:10:00~17:00
定休日:月(祝日の場合は翌火)
http://www.kyoshin-milk.jp/


\とっておき兵庫土産/
和酒餡

“おの恋”は小野市産山田錦を使用した日本酒。市内のパティスリーではおの恋を使ったスイーツが作られている。こちらは、かわいらしいクマの形の焼き菓子。中には日本酒を混ぜ込んだあんこが入っている。チョコレート風味ときなこ風味の生地の2種類。1つ¥220/パティスリーアプレシエ ☎0794-64-6565

PROFILE

多鹿大輔 Daisuke Tajika
多鹿治夫鋏製作所の四代目。大学卒業後、広告営業を経て家業を継ぎ、父の背中を追いかけて邁進中。


●情報は、2020年5月現在のものです。
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Photo:Aiko Shibata、Toru Oshima(お土産) Text:Lisa Nagamine Illustration:Naoya Sanuki Edit:Saki Miyahara