文在寅が「バイデン勝利」で大パニック…なぜか「特使派遣」で日韓「関係修復」を焦るワケ

武藤 正敏 プロフィール

金大中氏は、言葉だけで日韓関係改善を言ったのではない。金大中氏の日韓関係に果たした大きな業績の一つが、日本文化を韓国で広めることを認めたことである。それは日本にとって好ましいことであった。同時に韓国の大衆文化が急速に発展し、「韓流ブーム」を引き起こす土台となった。金大中氏が行ったことは日韓にとってウィン・ウィンだったのである。

文在寅の歴史認識は「金大中とは真逆」

しかるに文在寅氏はどうか。日本は「歴史問題で謙虚であるべき」「日本は歴史問題を政治利用している」と歴代政権の中で最も過去の日本にこだわっている大統領である。日本の自衛隊機に韓国軍レーザー照射をしながら、自衛隊機が低空飛行してきたからだと偽りの言い訳をしており、自衛艦が旭日旗を掲揚して韓国に来ることを拒否している人である。

日本が民主主義国だと認めていればこのようなことは起きないだろう。要するに金大中氏とは日本に対する認識が180度違うのである。

文在寅政権下で反日運動は過熱した photo/gettyimages
 

徴用工の問題を解決しようというのであれば、文在寅氏の歴史認識から改めてもらう必要がある。しかし、文在寅氏は国内でも「漢江の奇跡」の否定、「光州事件の歴史」の修正など、一方的な歴史認識を韓国国民に求めている人である。

このように歴史の事実を自分の都合のいいように変える人とどのような政治宣言ができるのだろうか。