マンガ/愛内あいる 文/FRaU編集部

世界が輝いて見えたのも束の間…

「この子お父さんに似てブサイクなのよ〜」

幼い頃から、目がぱっちりした妹と比べられながら育ち、「どうして私はブサイクに生まれてしまったのだろう」と自分を呪っていたが、一重まぶたを二重に整形したことで、世界は一転! 長いコンプレックスから解放され、今までよりずっと世界が輝いて見えた!

……はずだった。

(C)愛内あいる/講談社『結婚したいモンスターになった私の話』

整形後、やっと幸せを手にしたと思った矢先、目の前に現れた「新たな壁」とは? 

『自分の顔が嫌すぎて、整形に行った話』の著者・愛内あいるさんがその後のリアルすぎる人生を描く実録エッセイコミック『結婚したいモンスターになった私の話』(現在「Palcy」(講談社)で掲載中)。

自分の中の「ある欠点」ばかりに気を取られ、気づいた時には周りの人はずっと先に行っていた……そんな自分1人だけが取り残されたような焦燥感を経験したことのない人はいないはず。

第1話「私という名の人生のゲーム」試し読みはこちら!

容姿コンプレックスを超えたあと…

作者の愛内あいるさんは、本作を描くにいたったきっかけをこう語る。

「前作『自分の顔が嫌すぎて整形に行った話』を描き終えた時に、続きを可能なら描きたいとぼんやり思っていた時にお声がけいただきました。

でもぼんやりだったのと、”続き”とすると、初めて読んでいただく方にとって親切じゃないと思ったのもあり、続きとしつつも単独の別のテーマで描けないか悩んでいたところ、編集さんとの雑談の中で『それは結婚と恋愛そして生き方の話なのでは?』とアドバイスいただいたことがきっかけです。

もともと友達との会話や女子会で自分の恋愛や結婚の話をすると、面白いと興味深く聞かれることが多かったのもあるかもしれません。

(C)愛内あいる/講談社『結婚したいモンスターになった私の話』

とにかく20代半ば〜30歳目前まで、私の口癖は『幸せになりたい』でした。『私のやりたいことってなんだろう』『自分の価値って…?』と漠然とした絶望にじわじわ侵食されていった一番苦しい時期。20歳の時に一重から二重に美容整形して容姿コンプレックスの呪いが和らいで、ようやく『ヨシ!次いくぞ!』って思っていたら、周りはもう私よりも先にどんどん先のステージに進んでいてすごく焦っていました。

常々思うんですが、『人は人、自分は自分』と、よく人から言われるし、第三者に言うのも簡単で、自分で”頭”でそう思うこともできるんですよ。でも、冷静な時ですら、頭でわかっていても心が割り切れない時も全然あるのに、もがいて苦しみながら、答えのない答え探しを必死でしている時に『人は人だ』と受け止めるのは難しいなって思います。

この漫画の当時から約10年、今振り返って昔の自分に『ほんとお疲れ! 全然大丈夫だよ!』って言ってあげたい。

正直この漫画を読んでも”読んだ人とっての答え”はありません。でも読んでくださったことによって『自分だけじゃないんだ』って思って、少しでも心が和らいでくれたり、何かのきっかけになれたら嬉しいです」

今回FRaU Webでは『結婚したいモンスターになった私の話』を2回に分けて、試し読みでお届け。この機にぜひ、ご覧ください。

\第1話「私という名の人生のゲーム」を試し読み!/

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