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「ブリ」「ハマチ」「イナダ」「ワラサ」どれが同じ魚かわかりますか?

サイエンス365days

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

沢山の名前で呼ばれる典型的な出世魚

今日12月20日は鰤(ブリ)の日です。

 

これは日本における12月の異名・師走(しわす)の師の文字を魚へんに付け足すと鰤になること、そして20がブリと読めることから制定されています(20をブリと読むのは少々強引でしょうか?)。

鰤(ブリ) photo by iStock

ブリはスズキ目アジ科の魚で、日本各地の沿岸に生息する回遊魚です。

代表的な出世魚でもあり、関東では小さい順にワカシ→イナダ→ワラサ→ブリと呼称が変わります。関西ではツバス、ヤズ→ハマチ→メジロ→ブリ、北陸や四国などではまた別の呼称があり、非常に多くの名前で呼ばれています。

近年では養殖のブリのことをハマチと呼ぶこともあるそうで、サバなどに比べて餌あたりの栄養効率の良いブリは養殖も盛んに行われています。

ブリは日本に馴染み深い魚で、その歴史は室町時代の文献にも「魬(ハマチ)」という名が登場するそうです。

さて、鰤の日が12月20日であることからもわかる通りブリの旬は冬で、特に脂肪が乗っているこの時期のブリは寒ブリと呼ばれ非常に味が良いことで知られます。栄養素としてはタンパク質やビタミンB1、ビタミンB2を豊富に含んでいます。

ブリ大根 photo by iStock