〔PHOTO〕iStock

部下から密かに嫌われている上司には、意外すぎる共通点があった…!

じつはあなたも…?

ウィズコロナ時代。在宅勤務などリモートワークが急速に広がるなか、部下の仕事ぶりが見えづらい中でのマネジメントに苦慮する管理職が急増している。上司も部下も生産性が下がったと感じており、特に日本は世界の先進主要諸国と比べて極端に生産性が低下しているとする調査もあるほどだ。

焦燥感を抱く企業はITツールの導入を進め、管理職たちは遠隔でも細やかに部下を管理しようと躍起になっている。しかし400社以上で独自開発した「上司力研修」を開講し、現場を預かるリーダー達から圧倒的支持を得る「上司力」提唱の第一人者FeelWorks代表・前川孝雄氏によると、むしろ細かい管理は逆効果だと言う。

実際、プライバー侵害や過干渉によるリモートハラスメントが指摘されるなど、かえって上司部下関係がギクシャクしたり、マネジメントがうまくいっているとは言い難いケースも目立つ。コロナ禍が収束した後もリモートワークが定着する可能性は高く、今後、部下のマネジメントをする管理職は、どう考え方や行動を変えればよいのか。前川氏がこのたび上梓した『本物の「上司力」』(大和出版)をもとに解説する。

〔PHOTO〕iStock
 

在宅勤務で生産性が大幅に下がっている

これまでも「働き方改革」の一環で、在宅勤務などのリモートワークを推進する動きはあったものの、IT企業や一部の大手企業が試みるに留まっていた。しかしコロナ禍により半ば強制的に在宅勤務が広がることになった。

「テレワーク長期化に伴う組織課題」に関する意識調査(2020年4月 Unipos社)によると、コロナ禍が深刻化した2月以降に「テレワークを導入した」と答えた人が48.6%にも上っている。育児や介護、病気の治療と仕事の両立をする人も増えており、働く個々人にとっては望ましい潮流であるが、問題は生産性が下がっている点だ。同調査では、「チームの生産性が低くなったと感じている」人が44.6%に上っており、「高くなった」はわずか7.6%にすぎない。