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河野太郎氏、ここへきて「資質が問われる」と自民党内で大批判され始めたワケ

ツイッターでは人気だが…

ハンコをバカにするようなツイート

「そもそもメディアが彼を持ち上げすぎ。所詮、あの程度の男なんだから。期待してはいけないんだよ」

自民党麻生派のベテラン衆院議員はこう苦笑しながら話した。この議員が言う「あの程度の男」とは、河野太郎行政改革担当相のことだ。

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どういうことか。菅義偉政権が発足して1週間余りが経った9月25日、河野氏は「正当な理由がない行政手続きについては、『ハンコをやめろ』ということを押し通そうと思う」と宣言した。縦割り行政打破を託された河野氏が挙げたアドバルーンが、行政の押印廃止だった。

確かに、日本社会は多くの手続きに押印がつきまとう。新型コロナウイルス流行で4月7日、安倍晋三首相(当時)が緊急事態宣言を出して以降、各企業ではリモートワークが数多く採用されたが、書類を決裁するために押印が必要となり、そのためだけにわざわざ出社するような事態があると喧伝された。

とは言っても、実態は意外なほど少なかったのだが、しかし、行政でも企業でも日本社会に定着している「押印制度」が、不要不急な外出を妨げる要因となっているとの“誇張された指摘”がなされたのだ。

そこで、行革推進の第一矢として河野氏が行政の押印廃止を推し進めることとなった。この河野氏の行動に、快哉を叫んだ人も多い。212万人のフォロワーがいる河野氏のツイッターには、河野氏を応援するコメントが数多く並んでいる。