富士山から駿河湾までを市域とする静岡県富士市は、今年7月に「SDGs未来都市」に選定されました。富士市はこれまで、全国に先駆け社会課題や未来を拓く取組にチャレンジし、市民・事業者とともにコレクティブインパクトを起こしてきました。「SDGs未来都市」として、更なるパートナーシップの拡大を図るため、一般財団法人自治総合センターとともにSDGsシンポジウムを開催。「市民のみなさんとともにゴールを達成したい」と思いを新たに、次の実践につながる第一歩となりました。

富士市から「世界を変える、はじめかた」宣言

静岡県富士市の人口は、25万2千258人(令和2年11月1日現在)。あたたかく過ごしやすい気候、豊かな湧水や自然に恵まれているだけでなく、他地域へのアクセスも便利な交通網を持つ、とても暮らしやすいまちです。

また、令和2年7月17日には、SDGsの理念に沿った取組を推進する自治体「SDGs未来都市」に選定。市民・事業者と持続可能な未来をともに想い、ともに創るまちを目指しています。

安倍前総理より送られたSDGs未来都市選定証 提供:富士市

シンポジウムでは、富士市長 小長井義正氏が登壇。これまで取り組んできた事例、そして市民のみなさんとともにコレクティブインパクトを起こし、SDGsの達成を目指す決意を宣言しました。

小長井市長による富士市から「世界を変える、はじめかた」宣言 
本市には、「いただきへの、はじまり 富士市」というブランドメッセージがあります。「いただき」は富士山、「はじまり」は駿河湾、日本一高い富士山と、日本一深い駿河湾を有する本市ならではのオンリーワンの特徴を表しています。このまちのあらゆる恵みに感謝し、自分なりの「いただき」を見据えながら、足もとの「はじまり」を大切に、一歩ずつ歩んでいく。そんな思いが込められています。
本市がSDGsで目指す「いただき」は、持続可能な未来。世界を変える「はじめかた」は、みなさんとともに、コレクティブインパクトを生み出すことです。コレクティブインパクトとは、同じ目標に向かって、多様で多彩な人々が集まり、アイデアを出し合い、大きなパワーを生み出し実現していくこと。私は富士市民25万人とともに、大きなパワーを生み出したいと考えています。
SDGs未来都市となった本市からコレクティブインパクトを生み出す仕組みとして、「富士市から 世界を変える共想・共創プラットフォーム」を構築します。目的は、持続可能な未来を共に想い、地域の力を結集し、新たな価値を共に創ることであり、まさにコレクティブインパクトを生み出すことです。そのためには、富士山のすそ野のように幅広い多様な方々とのパートナーシップで、地域や社会課題の解決を目指すプロジェクトを実行します。
「世界を変える」というと大げさに聞こえるかもしれませんが、本市は、すでに、コレクティブインパクトで「世界を変える」取組が実践されているまちであります。