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北朝鮮と韓国が「トランプ勝利」を熱望した理由

いったい何故なのか?

各国が「バイデン待望」の中…

11月3日投票の米大統領選は大接戦の様相を呈している。バイデン元副大統領が勝利する流れが強まっているようにも見えるが、トランプ大統領は敗北を認めず、法廷闘争も辞さない構え。当選者が決まるまで、なお、若干の時間が必要になりそうだ。

選挙を見つめる西側諸国外交官の本音はバイデン支持。在京の西側外交官の1人は「バイデンの当選を祈るような気持ちで見守っている」と語る。日本外務省の本音も同様だ。外務省関係者の1人は匿名を条件に「もうトランプ政権と付き合うのは限界だ。再選したら、今度はG7(主要7カ国)首脳会議から離脱すると言い出しかねない」と語っていた。

なんでもかんでも金勘定に置き換え、同盟国や友好国の事情など一瞥もしない。そんなトランプ大統領の再登場だけは勘弁してほしいというわけだ。

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そんななか、トランプ再選を待ち望んでいる首脳もいないわけではない。日本の近隣では、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と韓国の文在寅大統領だ。

なぜ、両政権はトランプ再選を願うのだろうか。その戦略は東アジアの安全保障にどんな影響を与えるのだろうか。