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「理想のパートナー」など存在しない!?…仕事にも恋愛にも通じる大事なオキテ

「営業の鬼」が語る人生の本質
早川 勝 プロフィール

自分の未熟さを乗り越えよ

恋に落ちたと錯覚した当初は、燃え上がった状態を「愛の強さ」だと思い込む。

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だが残念ながら、この燃え上がった恋の炎(いっときのモチベーション)は、時が経つに従って失われていく。

そしてまた、「恋に落ちる高揚感」を味わいたいがために、新しい相手(会社)との出会いを求め続けるのだ。するとまた、その高揚感は次第に冷めていき、新たな恋を求めるようになる。今度こそ「本物の恋」に違いないという幻想を抱き、失敗を繰り返すのだ。

結婚しても、パートナーに対する不平不満を口にする人が少なくない。今や3割の夫婦が離婚する時代だ。さらに離婚予備軍や家庭内別居組など、すでに愛情が冷え切ってしまった夫婦も含めたら、どれくらいの数になるのだろう。

哀しいことに、大半の既婚者は、パートナーに満足していないようなのだ。

ただ、関係が終わる決め手になるのは、相手の欠点がどうのこうのというよりも、「自分自身の未熟さ」が見えてきて嫌になるというのが、これまた本質であろう。

馴れ合いになってくれば、そうそう優しくなんてしてあげられない。自己中心的な振る舞いになる。相手のエゴはもっと許せず、寛大さなど消え失せてしまう。

それでいて低俗な嫉妬に狂い束縛したりするものだ。

人間の醜悪さ、滑稽さ、卑劣さと直面する。そんな自分にとことん嫌気が差し、やがて切ない別れがやってくるのである。

恋愛も結婚生活も、仕事も営業活動も、すべての人間関係は同じだ。“気づき”なくして次の幸せは手に入らない。

 

モチベーションが冷め、会社(恋人)の欠点を責めるだけ責めたところで、問題は解決しない。ましてや、自分の未熟さを正当化して、相手を替えたところで、失敗(破局)を繰り返すだけである。

一時的な熱に踊らされて自らを見失うことなく、ナルシストでエゴイストな自分を認め、仕事(恋愛)への悟りを開かなければならない。

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