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今日は車の「バッテリーの日」、その由来はあのスポーツの背番号にあった

サイエンス365days

"サイエンス365days" は、あの科学者が生まれた、あの現象が発見された、など科学に関する歴史的な出来事を紹介するコーナーです。

「バッテリー」と言えば

今日、12月12日は「バッテリーの日」です。 

 

1985年に現在の電池工業会によって「野球のバッテリーであるピッチャーとキャッチャーのポジション番号がそれぞれ1と2である」ことから「カーバッテリーの日」に制定されました。

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その後、1991年により多くの範囲に拡大された「バッテリーの日」と改称されて現在に至ります。電池工業会はそのほかにも11月11日を「漢字で書くと十一月十一日、つまりプラス、マイナス、プラス、マイナス」であることから電池の日としています。

同団体はこの11月11日から12月12日までの約1ヵ月を「電池月間」と呼び、電池の扱いを正しく考えなおす期間と定義しています。

冬はバッテリーに要注意の季節

さて、このバッテリーの日ですが、12月に制定されているのは単なるこじつけではなく厳冬にこそカーバッテリーの見直しをという思いが込められています。

カーバッテリーに使われているのは正極が二酸化鉛、負極が鉛、電解液に希硫酸を用いた「鉛蓄電池」です。両極間で起こる化学反応の効率は温度に依存しており、気温が下がる冬には電池の放電能力も低くなります。

鉛蓄電池は繰り返しの充電・放電に強い二次電池ですが、永久に使い続けられるわけではありません。主に正極の腐食などが原因となって、徐々に劣化が進むため、カーバッテリーの寿命は2年から4年ほどとされています。

長い間バッテリーの交換をしていないという方は、この機会にチェックしてみるのはいかがでしょうか?

最後に余談ですが、日本プロ野球には「最優秀バッテリー賞」という賞があり、この「バッテリーの日」の周辺の日に表彰式が行われます。最近だと2018年度がちょうど12月12日に表彰が行われました。