特別養子縁組で子供を託すと決めた女性の背景とは―

予期せぬ妊娠・望まぬ妊娠などで産んだ新生児を、不妊治療の末に実子を諦めた夫婦が引き取り、「戸籍上も実子」として育てる特別養子縁組制度。河瀬直美監督の作品で、現在公開中の映画『朝が来る』は、その特別養子縁組制度に関わる人々の人間模様を掘り下げていると話題だ。

不妊症で子供が持てない夫婦は特別養子縁組を選択する。夫婦だけでなく、子供の実母の背景も丁寧に描かれている。(C)2020「朝が来る」Film Partners

この映画の制作に協力しているのが、前団体も含めると15年以上の活動実績があるNPO法人『Babyぽけっと』だ。代表の岡田卓子さんは「現在までに480人以上の子供と養親をつないできました」と語る。

そんな特別養子縁組に関わる、子供を託した女性たち、また子供を望む人たちにスポットを当てた短期連載。今回も、前回に引き続き、望まぬ妊娠で子供を託す女性に話をうかがった。

※女性のお話は、プライバシー重視のため、お名前など個人情報がわからぬように配慮し表現しています。