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菅義偉「叩かれるのには慣れている、オレは叩き上げだから」

永田町インサイドレポート

おらおらおらおら~! 鋼は熱して、叩いて叩いて叩き上げれば、鬼をも滅する刃となる。叩きたい奴は叩け。オレが挫けることは絶対にない!! てな具合にブームに媚びた、ガースー劇場開幕。発売中の『週刊現代』が特集する。

 

「特高顔」と書かれ激怒

最近、官邸の「ガースー」こと、菅義偉総理が大いに怒った件がある。

「なんだこの見出しは!」

菅が内閣官房の職員を呼びつけ、

「この記事を読んでみろ!」

と怒鳴ったのは、毎日新聞の10月28日付夕刊に載った、作家・辺見庸氏のインタビュー記事のことだった。

〈この国はどこへ コロナの時代に 作家 辺見庸さん 首相の「特高顔」が怖い〉

コロナ禍の中、世に閉塞感が蔓延し、日本が「排除型社会」に陥りつつあるという辺見氏の懸念を伝える記事である。

その中で、同氏は菅を「怖い」と語る。

〈彼は昔の特高(戦中の特別高等警察)の仕事をしてると思うんだよね〉

〈日本学術会議の人選で容赦なく6人を外すっていうのがそうでしょ〉

〈菅さんの場合は機密という意味のインテリジェンスはあっても、総合的な知性という意味でのインテリジェンスがないと思うんです。だから、この人は好かんな、怖いなというイメージがあります〉

〈菅さんっていうのはやっぱり公安顔、特高顔なんだよね。昔の映画に出てくる特高はああいう顔ですよ〉

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菅はカッとなった。

「こいつ(辺見氏)はいったい誰だ!」

慌てた周囲が「著名なジャーナリストです」と説明して宥めようとしても、怒りが収まらない様子だったという。

(インテリジェンスがないだと……? おらの、おらの、どこが特高だ)