「次の天皇」秋篠宮さまに「何を教えるべきか」という大問題

皇嗣になるとは、つまりそういうことです
週刊現代 プロフィール

次の天皇、その次の天皇を輩出することが内定した秋篠宮家は、もはやこれまでのように「皇族でありながら、一般国民に近い自由な立場」を謳歌するわけにはいかない。それこそが、皇嗣になるということだ。

これまでなら「プライベートなこと」「本人の意向を尊重する」などとしてなんとかお茶を濁すことができた家庭内の問題も、今後は「次期天皇家の問題」、ひいては「国家の問題」とみなされる。

「次男坊」の地位に甘んじてきた秋篠宮には、そうした責任の意識が、希薄であるように見えなくもない。

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上皇が生前退位を表明し、皇嗣となることが決まってから、にわかに秋篠宮は当代の識者に「家庭教師」を依頼するようになった。講義は形式的には悠仁さまに向けて行われるが、いつも決まって秋篠宮が同席し、熱心に質問をする。

「秋篠宮家は『普通の家族と同じように暮らすことが大事』というポリシーでしたから、悠仁さまにはこれまで学者の講義をほとんど受けさせなかった。一方、秋篠宮さまご自身も、歴史や歴代天皇の事跡については体系立てて学んでいない。

ですからここ2年ほどは、昭和史・昭和天皇に詳しい作家の半藤一利氏などをお住まいに呼び、親子で話を聞いているというわけです」(全国紙宮内庁担当記者)

 

上皇は在位時、海外の元首などから表敬を受けると、歴史だけでなく世界情勢や各国関係の機微についても深い知識を披露し、周囲を驚かせた。ときには和歌や古典を自在に引いてもみせた。

それは10代のときから、東宮教育参与で元慶應義塾塾長の小泉信三氏をはじめ、常に一流の学者たちの薫陶を受けてきたからこそ可能だったことだ。

一方、秋篠宮は帝王教育を施されず、通っていた学習院でも決して勉学に熱心ではなかった。生物学に関しては専門家としての知識を持つ秋篠宮でも、50代から専門外のことがらを学びはじめ、上皇と同様の境地に達するのは容易ではない。