とりわけ周囲の不信を招いているのは、言うまでもなく、皇室にとって大きな節目となるこの11月を迎えても、眞子さまと小室圭さんの結婚問題が一向に解決に向かっていないことだろう。
2年前の11月、秋篠宮は会見で小室さんに向け、こう語気を強めた。
「結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべきだと思います」
「きちんと整理をして、問題をクリアする(中略)そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」
しかしその後、事態は膠着し、お二人の結婚行事は延期となったまま。一方で眞子さまの決意は堅く、秋篠宮にも紀子さまにも耳を貸さない状態が続いているという。
前出と別の宮内庁関係者はこう評する。
「秋篠宮さまからは結局、この問題について何のご説明もない。婚約延期発表から数えれば、すでに2年9ヵ月が経ちます。
この11月の誕生日会見で納得できるお言葉がなければ、国民の中には『3年が経とうというのに、次期天皇がご自身の娘さんのことも決断できないのか』と、秋篠宮さまの資質に疑問を持つ方も出てくるかもしれません。
ご結婚に絶対反対ならば、理由を含めて言うべきですし、理解を示すのなら、今後具体的にどうするかを語らなければならない。このままでは、上皇陛下にも顔向けできない状態が続いてしまう」