まるで炎の呼吸? 目指すは煉獄杏寿郎!? 

空前の話題作になっている『鬼滅の刃』。柱たちの殺陣シーンもバリエーション豊かでおもしろい。そんな柱たちにも負けないアクティブな動きを見せる猫がいることをご存じだろうか。

『鬼滅のにゃいば』と命名したくなるようなアクションを見せてくれるのは、instagram(@wakaponsan)に登場する「チャコくん」(現在4歳半)。連続ジャンプだけでなく、平行ジャンプ、回転ジャンプなど、そのバリエーションも素晴らしい。SNSでは、「忍者猫」「パルクール(アクロバティックなフリーラニングのこと)みたい!」と人気を集めている。

黄色い猫じゃらしが「炎の呼吸」っぽい?憧れの煉獄杏寿郎になるべく、修行に励むチャコくん。写真/@wakaponsan
こちらがTwitterで10万いいねがついた、無重力ジャンプの写真。ふわっとUFOに吸い込まれる感じ?写真/@wakaponsan

「うちに来た当初は、チャコはすぐに引っかき傷が出来たりするどちらかというと、運動が苦手そうな、派手な動きをすると怪我をするから気を付けて! と言いたくなってしまうような子猫だったんですよ」と飼い主さん。

2016年、飼い主さんは19年いっしょに暮した先住猫を老衰で見送ったばかりだった。先住猫のために買い置きしていた高齢猫用のキャットフードや腎臓ケア用の療養食がたくさん残ってしまった。もったいないし、他の困っている猫たちに役立てば、と思い、動物保護施設を探し、埼玉県にある『アニマルエイド』という団体にフードを寄付することに決めた。そこで、チャコくんに出会ったという。

「先住猫を見送ったばかりだったので、しばらく猫と暮らすつもりはありませんでした。でも、施設に着くと、出窓があって外を眺めている猫がいました。そして目が合ったんですね。それがチャコでした。チャコは、猫風邪や真菌などの治療をしていたこともあって、小さな子猫の時期には譲渡先が見つからず、私と出会ったときは、すでに6ヵ月を過ぎていました。

施設には人慣れもしてとってもかわいい子猫がたくさんいました。正直、その中ではチャコはかわいい子猫という感じではありませんでした。でも、なんだかとても気になってしまって……(笑)。ほかの猫に比べて、控えめで、遊ぼうとしても他の猫に譲ってしまうんですね。そんなところが不思議と気になってしかったなくなってしまって……。その日は大雪が降っていたので、フードだけ置いて帰ったのですが、家に帰ってもチャコのことが気になって、また施設に戻って、この子を迎えたいとお話しました」

保護された当初は、猫風邪や真菌でちょっと体が弱かったチャコくん。『アニマルエイド』にいた頃。写真/@wakaponsan