コロナは新たな恐怖を連れてくる。photo by iStock
# 反社 # 犯罪

暴力団が「コロナ不況の企業」を喰い荒らし始めた…警視庁“元マル暴刑事”が警告!

暴力団が「コロナ不況の会社」を狙っている…!

指定暴力団の組員の逮捕が相次いでいるが、不況に陥った社会では、よくある光景だ。

コロナ禍のいま「持続化給付金」をだまし取る手口が全国で横行しているが、今後はより手の込んだ犯罪が頻繁に行われるだろう。反社会的勢力は、経営難に陥った企業に何らかの働きかけをしてくるのではないかと危惧している。

不況が怖いのは失業者や倒産企業が増えることだけではない。善人面した反社会的勢力が、救済を装って近づいて来ることだ。

狙われるのは、決まって窮地に陥っている中小企業である。

不況で怖いのは「倒産」だけじゃない。photo by iStock
 

私は2018年3月、警視庁組織犯罪対策四課の管理官を最後に退官した元警視である。41年間の警察人生の多くを組織犯罪の捜査と取り締りに費やしてきた。いわゆるマル暴の刑事が私の主なキャリアである。

オウム事件の捜査をやることもあったが、仕事の多くは山口組系や稲川会系などの指定暴力団の行動をウォッチすることだった。

この経験を生かして、2020年2月にSteam Research & Consultingという会社を創業した。弊社のミッションは、企業に対してその取引先の反社会的勢力の関与や対策をアドバイスしたり、コンサルタントをすることだ。主に投資ファンドやM&A事業者、不動産デベロッパーなどに情報を提供している。

創業してすぐに新型コロナウィルスの世界的なパンデミックが起こり、一気にコロナ不況に突入した。我々はこれから仕事の依頼が増えるのではないかと身構えている。