2020.11.21
# 本 # ライフ

大人が知らない間に「若者のライトノベル離れ」が起きていた…!

正確には「ラノベの中学生離れ」、なぜ?
飯田 一史 プロフィール

ここで興味深い事実がある。

『俺ガイル』は、宝島社が毎年刊行し、投票形式で年間ランキングを決めるムック『このライトノベルがすごい!』で3年にわたって1位を取って殿堂入りを果たし、シリーズ累計発行部数が1000万を超えているにもかかわらず、学校読書調査や「『朝の読書』で読まれた本」のランキングには、ほとんど顔を出したことがない。

2017年に行われた第63回学校読書調査の高校2年生男子の6位(調査対象者519人中4人が読んだと回答)に入った一度きりである。

なお、『ソードアート・オンライン』(電撃文庫)や西尾維新の「物語」シリーズ(講談社)は刊行当初から約10年にわたってランクインし続けている。

 

また、入れ替わってはいったが2010年代にランクインしたことのある作品として、『デート・ア・ライブ』、『この素晴らしい世界に祝福を!』(以上富士見ファンタジア文庫)、『ノーゲーム・ノーライフ』、『Re:ゼロから始める異世界生活』、『ようこそ実力主義の教室へ』(以上、MF文庫J)などがある。

ライト文芸やボカロ小説(ボーカロイド楽曲を原作とした小説)のような広義のライトノベルまで含めれば『ビブリア古書堂の事件手帖』『かくりよの宿販』『神様の御用人』、有川浩作品、『悪ノ娘』『カゲロウデイズ』『告白予行練習』、フリーゲーム『青鬼』のノベライズも人気作品として入っている。

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